top of page

臨床スポーツ医学 2015.10  V0l.32 掲載

  • 執筆者の写真: 篠路整形外科
    篠路整形外科
  • 2015年10月5日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年5月22日

Takasaki Hiroshi

高﨑 博司

平成16年3月 札幌医科大学保健医療学部理学療法学科(学士課程)卒業

平成18年3月 札幌医科大学大学院保健医療学研究科 修士課程(徒手療法分野)修了


新鮮解剖遺体を用いたバイオメカ二クス研究等を専門として、その当時の知見をまとめた解剖学アトラスがある。


平成16年-平成20年 札幌篠路整形外科・安西整形外科で外来運動器リハビリテーションに携わる。札幌市の篠路整形外科では、臨床の傍ら研究活動も行った。そこでの研究は、SPINEやMANUAL THERAPYと言った国際有名学術誌に掲載されている。

Parisの徒手療法を学んだ後、マリガンの徒手療法やMechanical Diagnosis and Therapy(MDT:通称マッケンジー法)を学び始めた。マリガンの徒手療法に関しては昨年、日本での認定資格試験官を行った。


平成20年からクイーンズランド大学(オーストラリア)に入学し、語学学校を経て、平成25年、頸部の理学療法や徒手療法で世界的な権威のGwendolen Jull教授に師事して理学療法学で博士号を修得した。クイーンズランド大学在学中にダンディー大学(イギリス)の修士課程にも在籍して、MDTに関しての臨床修士コースに参加した。また、学業の傍ら、シドニー大学の研究員としてPhysical Therapy Evidence Database(PEDro)の査読員やデータベースの日本語化を行った。クイーンズランド大学での博士号修得後、MDTの臨床能力を高めるために上級資格であるディプロマ資格のコースで3か月間アメリカテキサスで臨床を経験した。アメリカからオーストラリアに帰国後、クイーンズランド大学のPaul Hodges教授のNeuroscience研究室に博士研究員として就職し、頸部深層筋群に関する研究を行った。


平成26年、日本に帰国し埼玉県立大学理学療法学科講師に着任した。平成27年は、科研費若手研究者Bで研究予算を得て、現在は週2日埼玉県の某クリニックで臨床を行いながら、臨床研究を中心に研究・教育を行っている。これまで運動器理学療法領域の有名国際学術雑誌に34編(筆頭としては24編)の英語論文を発表し、国際学会では積極的に研究発表を行っている。平成27年9月には、コペンハーゲンにてMDTに関する研究発表を行い、その功績から国際マッケンジー法協会日本支部から表彰を受けた。




医療法人社団 篠路整形外科
  • Instagram
  • Facebook

〒002-8024 北海道札幌市北区篠路4条5丁目3-9

​TEL. 011-772-7255

© 2024 篠路整形外科. All Rights Reserved.

bottom of page